オーストラリアに住むぞ!!!
実はぺろちゃんと私には「オーストラリアに住む」という夢があります。
オーストラリアとの出会いから、最終章は移住の実現までを書こうと思います。
一日も早く実現するよう頑張るぞ!!!
オーストラリアに行こう。
私が初めてオーストラリアに行ったのは25歳の時。俊彦ちゃん(父)が亡くなって初めて
「生きとる内にやりたい事やらな!!!」っていう焦りを感じたからだった。
「留学したいな〜」と思いながらも、某電機メーカーで「楽してそこそこの給料がもらえる」
毎日に不満がある訳でもなかったから延び延びにしてしまっていたのだ。
でもどこへ?アメリカ、カナダ、イギリス...色々考えて、一番安全そうなオーストラリアに決めた。
早速、その晩、松阪市内の某バーで幼稚園からの友達、にこぴ〜に打ち明けた。
「あたしさ〜、オーストラリアに行こと思うんさ。元々英語を使った仕事やりたかったしな。
しばらく行って来るわ。」
にこぴ〜は黙って私の話を聞いていた。そしてすっくと立ち上がり、「あたしも行くわ!!」と
言い放った。
「え?」(何で???)と思ったがにこぴ〜は自分の決意にいたく満足している様子...
結局、二人でオーストラリアに行く事になったのだった。
実を言うと、にこぴ〜も私もそれまで海外に行った事がなかった。私たちはその足で近くの本屋
に行き、オーストラリアの本を開いてみた。
「どこに住む?」「やっぱりゴールドコーストぢゃない?」「サーファーズパラダイスっていうのが
一番人が多いみたいやな」「せっかくやで賑やかなとこにしよか」既にただの旅行気分だ。
「へええ、近くにウィーンもあるんやな」・・・(は???)見るとにこぴ〜はオーストリアの本を
読んでいる。おいおい...一事が万事この調子だった。
「ゴールドコーストに住んで、時々自転車でシドニー辺りまで遊びに行きたいなあ」
(え???)
何だかんだ言っても二人で計画を立てるのは楽しかった。 「明日パスポートの写真撮りに行かへん?」行くとなったら私たちはめちゃめちゃ行動が早い。 次の日には二人で写真屋に行き、余りの写真写りの悪さにショックを受けた... ビザ(観光)はにこぴ〜の妹が手配してくれ、チケットは二人で四日市のH.I.S.で予約した。 あとは荷造りをするだけ。「な〜、行く前に荷造りチェックしてくれへん?あたし、無駄な もんいっぱい入れとりそうやで」とにこぴ〜が言うので前日に見てみると、彼女の言った通り パンパンにふくれ上がったカバンには(え?)と思うような物だらけ。山の様にあるハンガー、 箱ティッシュ、いくつものタオル...「買うたらええやん」それらの物は置いて行く事になった。
いざ出発♪ 初めての国際線。私たちが乗ったのはカンタス航空だったから、当然飛行機の中は外国人の スチュワード、スチュワーデスばっかり。「めっちゃかっこええなあ」と無邪気にはしゃぐ私たち。 いよいよ離陸!!となりのにこぴ〜は既に「気持ち悪...」と言っている。おいおい... 「雑誌、新聞はいかがですか?」(ま、ちょっと新聞でも読んでみるか)と新聞を受け取り広げる。 ものの10分もしない内に私も気持ち悪くなった...おいおい... 二人とも少し眠ったら気分も良くなり、機内食もまずいながらも完食。 乱気流に入った時には余りの揺れに「初めての海外で死ぬなんて嫌ぁ」と、こんな時だけ神に祈り、 それでもお腹は空くのでジュースやお菓子を食べる内に揺れも収まり、眠りについた。 夜出発だったので次の朝にはケアンズに到着した。ここから国内線でブリスベンに向かう。 朝と言ってもまだ夜明けで外の景色も見えない。お店も開いていない。二人で窓の外を見ながら これから始まるオーストラリアでの毎日に胸を躍らせた。 徐々に明るくなっていく空が、まさに私たちの未来を暗示しているかのように思えた。
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